「腱鞘炎」は一般的に広く浸透しておりますが、「ばね指」についてはご存じでない方も多いのではないでしょうか。
特にこの「ばね指」は、痛みを伴わないケースもあり、原因や改善方法のわからないまま指の違和感をそのままにしている方も多い症状です。
ばね指とは
ばね指は、指におきる腱鞘炎の一種で、弾撥指（だんばつし）とも呼ばれます。
ちなみに、英語では trigger（トリガー 引き金 はずみ） finger と呼びます。
指の骨や神経、関節の異常と考えてしまう方も多いのですが、実際には指の腱と腱鞘の異常（肥大化）が原因です。
腱と腱鞘は、ベルト（腱）とベルト通し（腱鞘）の関係に似ています。
一部が太くなったベルトを、ベルト通しに無理やり通す状態を想像して頂けるとわかりやすいかもしれません。
指を動かす度にカクッ ポキッ という違和感を覚えるのは、肥大化した腱が腱鞘に引っかかっている状態です。
手を使いすぎることが原因で、指の腱や腱鞘が炎症を起こして一部が肥大化すると、
指の動きからスムーズさが失われ、
- 指を動かす時に一定の場所で止まる
- 更に動かそうとすると跳（撥）ねるような動きをする
という症状がおこります。
ばね指になりやすい人
手を酷使することが原因となるため、
◆手を多く使う仕事・・・デスクワークが多い事務職の方、指先を使う技術者の方、など
といった方々によく見られます。
また、
●更年期の女性
●妊娠出産期の女性
●糖尿病患者
●リウマチ
●透析患者
といった方にもよく見られます。
放置すると、最終的に指が動かなくなり、手術が必要になるケースもあります。
痛みが無いからと言って放置せず、改善策を探された方が良いかと思います。
緩消法による、ばね指の改善
施術内容等・・・・・
アンナンデ整体院では、肥大化した腱に溜まった老廃物を流し、指のスムーズな動きを促します。
慢性化している場合には時間を要しますが、初診の際に治療時間の目途をお伝えします。
一度で改善する場合もありますので、一度ご相談ください。