こんな症状がでたら、腱鞘炎の可能性大!
手首や指を曲げたり伸ばしたりすると痛い、関節に熱がある、手に部分的な痛みがある、など。
パソコンを使うことが多い仕事や指先を使うことが多い仕事、手や腕を使うスポーツなどで腱鞘炎になる方が多いのが特徴です。
重度になると、箸を持つこともできないほど痛い、蛇口を回すのも痛い、マウスが握れず仕事ができないといったように、仕事や日常生活にも支障をきたすこともあります。
職業病として諦めている人も多い腱鞘炎ですが、もし腱鞘炎になってしまったときにどのように対処すればいいか、その原因と対処法をご紹介します。
目次
腱鞘炎とは
腱鞘炎とは、手や指の腱や腱鞘に起きる炎症です。腱は、アキレス腱がよく知られていますが、筋肉と骨を接着しているすじのことで、腱鞘はその筋が通る筒のようなものです。
手や手首、指を酷使すると、この腱に老廃物が溜まります。
老廃物が溜まり腱が腫れると、筒状の腱鞘を通りづらくなります。そうすると、その部分で血行不良が起き、老廃物が流れなくなり、炎症がどんどんひどくなっていきます。
流れなくなった老廃物はそこで固まります。そうすると指の動きや手首の動きが悪くなります。それでもむりに動かそうとするため、痛みがでます。
それが腱鞘炎が悪化するメカニズムです。ばね指も同様のメカニズムです。
鎮痛剤や湿布で治らない腱鞘炎
鎮痛剤(痛み止め)を飲むと痛みが治まり、一時的に治ったような状態になります。しかし、しばらくするとまた痛みが出てきたり、指や手を使うとまた腱鞘炎の症状が出てきたりと、繰り返す場合が多いのも腱鞘炎の特徴です。
鎮痛剤や湿布は、一時的に痛みを緩和することは出来るのですが、先ほどの固まった「老廃物」を排出する機能は持っていないのです。そのため、腱の中の老廃物は残ったままで、血行不良が改善できない状態が続きます。
結果的に、腱鞘炎を繰り返すことになります。
自分でできる腱鞘炎の対処法
指や手に痛みがあり、腱鞘炎が疑われる時の対処法です。痛みの原因になりそうな作業をしない、というのが一番の対処法になります。
場合によってはテープや板などで固定し、痛みのある指や手首を動かせないように固定するのもいいでしょう。しかし、仕事で指や手を酷使している場合は、固定して動かさないようにする、というのは現実的ではないかもしれません。
病院では、悪化した腱鞘炎の症状を緩和するために、炎症を抑えるステロイドと麻酔を注射する場合もあります。この注射は3ヶ月程度は効果が持続すると言われていますが、再発することが多いようです。
整体で解消できる「腱鞘炎」
腱鞘炎は、腱や腱鞘に溜まり固まった老廃物が炎症の原因です。
痛みが慢性化すると、老廃物が溜まり続けどんどん痛みが増していきます。
「腱鞘炎」は、手首や指の腱で固まった老廃物を腱から排出することで症状を緩和させることができます。
手首・指で固まった老廃物を排出する整体技術
アンナンデ整体院の施術は、緩消法という新技術を取り入れています。緩消法は硬化した筋肉を柔らかくすることができる技術です。
その技術を応用することで、手首や指の腱で固まった老廃物を弛緩し老廃物を排出することが可能なのです。具体的には、手首や指で固まった老廃物を軟化させていく施術を行います。薬などは一切使いません。気功でもありません。
手首や指は多数の骨があり、腱が複数存在する部位になります。そのため、施術はとても繊細な感覚が求められます。一般的なマッサージや整体のような、筋肉を揉んだり押したりしません。一つ一つの腱や腱鞘の状態を指先で確認しながら、硬くなった部分を丁寧に軟化させていきます。
施術で行う緩消法という技術は、日本で生まれてまだ10年にも満たない新技術のため、説明が難しいのですが、指先を使って筋肉内の老廃物を流し血行不良を解消していきます。
30代男性(美容師)の腱鞘炎を解消した事例
先日、来院くださった30代の男性は、美容師をやっている方で長年腱鞘炎で悩んでいらっしゃいました。「ハサミを持つのも辛い」ということで来院されました。
腱鞘炎の原因は手首と指の溜まった老廃物です。ですので、腱の中の固まった老廃物を排出すれば、腱鞘炎は緩和されます。
ご本人は職業病として諦めていたようです。30分ほどの施術で、痛みはすっかりとれ、「久しぶりに痛みが無い」と仰っていました。腱鞘炎の原因が固まった老廃物だとはあまり知られていないのですが、それを排出できれば腱鞘炎は治ります。
是非一度、緩消法による腱鞘炎の改善をお試しください。